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白い粉の正体は?

  • 執筆者の写真: ゆー
    ゆー
  • 2020年10月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年11月16日

野菜や果物によく見られる白い粉。これは農薬ではなく、「ブルーム」と呼ばれる作物が自ら分泌する物質(果粉)です。大切なことなのでもう一度言いますよ?農薬ではありません!食べても無害です。

このに粉は水分の蒸発を防ぐ効果や、病気から身を守るために分泌されているといわれています。また、ブルームが付いているということは、新鮮な証でもあるんです(^^)


収穫時や、運搬の際にぶつかってしまった箇所のブルームが取れて、濃い緑色になっているのがお分かりいただけるかと思います。軽くこすっただけでも取れてしまうブルーム、果物ではブドウに付いているのが分かりやすいかと思います。

ブドウはブルームが取れると鮮度が極端に落ちやすくなるため、ブドウ農家さんは丁寧に一房ずつ優しく収穫しているんですよ~。


近年では、キュウリの品種改良が進み、店頭に並ぶキュウリにはブルームが見られずツヤツヤしたものが並んでいますね。「白い粉」が農薬と勘違いされて敬遠されるようになったため、「ブルームレスキュウリ」と呼ばれるキュウリが誕生しました。

ブルームがない分、鮮度保持や輸送の際の衝撃から身を守るために皮が厚くなるように改良されているので流通しやすいのがポイントですが、キュウリの美味しさを求める人はあえてブルームキュウリを選ぶのだとか…?


他にも農薬と勘違いされやすいランキング上位のリンゴの表面のベタベタした油っぽいもの。あれも農薬やワックスではなく、ブルームと同じ効果をもつリンゴの分泌物です!

安心してお召し上がりくださいね^^

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